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スタンダード(2006,06)Fluorite Control
投稿者:
nobody
投稿日時:
2006年05月27日 15:07
作者:geni
概要:
典型的な青白のパーミッション。
プレイングは分かり易く簡単で、非常に手になじむ、大会向けのデッキである。
解説:
《巻き直し》
まで採用し、打ち消しは多め。
《呪文嵌め》
がサイドアウトされているのはメタゲームの関係である。
デッキタイプとしてウィニー等に対しある程度有利な為、この構成でメインに採用する場合は、赤黒等のビートダウン、ハウリングオウル等をメタする場合に限っても良い。
フィニッシャーは当然の如く
《曇り鏡のメロク》
。
《風を裂くもの》
は総合的なパフォーマンスで明らかに
《曇り鏡のメロク》
よりも劣っている為、メインには採用していていない。
サイドボードの
《風を裂くもの》
は
《頭蓋の摘出》
に対する耐性の意味が強く、
《頭蓋の摘出》
を使う大抵のデッキに対しては、ドラゴン・レジェンドよりも此方の方が有効な場合が多い事が理由である。
関連して、一つ珍しいのが、メインに1枚だけ採用した
《撤廃》
である。
これは一種の保険で、1ターン目、
《島》
を見ての
《真髄の針》
→指定
《曇り鏡のメロク》
による完封を防ぐ為のものである。
2/4の飛行では少々心許ない。
ところで、サイドボードの
《黒の防御円》
は何故
《赤の防御円》
でないのか、理由が分かるだろうか。
といっても、然程難しい理屈ではない。
不変の宿命として、早い段階からの、手札破壊を交えたビートダウンは、このタイプのデッキにとって一つの弱点と言える。
そういった戦略を組むデッキの代表格は白黒、そして赤黒のアグロである。
その二者に同時に対応出来るチョイスを行ったものであり、またもう一つの理由として、ステロイドには元々有利に戦える為だ。
最後に3枚のバウンスランドとサイドボードの
《雲の群れ》
について解説しておこう。
これらは関連を持っているのだ。
《雲の群れ》
は、その性能上パーミッションに対して使用するスペルであるが、
自分のターンにマナを縛るという点では逆に不適切と言える。
それでも尚採用されているのは、バウンスランドによって着実にマナを伸ばし、僅かでもマナの数に差を付ける事を前提とするものである。
詰まるところ、生み出せるマナが相手よりも2マナ多ければ、実質2マナで予見しているものと同じようなものと言えるという事。
また手札の上限が定められている都合上、終盤ならば、ある程度自分のターンにマナを使用するリスクは緩和される。
非常にじっくりと構える事が出来る構成だからこそ、可能になったサイドボーディングと言えるだろう。
蛇足だが、その場合サイドアウトするスペルは一目瞭然だろう。
土地を過剰と言える程に並べる為には、一つ余計なスペルが入っている。
デッキ名の由来:
Fluorite(フローライト(螢石))は青紫から白へ、美しいグラデーションを奏でる宝石である。
パーミッション
アゾリウスコントロール
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概要:
典型的な青白のパーミッション。
プレイングは分かり易く簡単で、非常に手になじむ、大会向けのデッキである。
解説:
《巻き直し》まで採用し、打ち消しは多め。
《呪文嵌め》がサイドアウトされているのはメタゲームの関係である。
デッキタイプとしてウィニー等に対しある程度有利な為、この構成でメインに採用する場合は、赤黒等のビートダウン、ハウリングオウル等をメタする場合に限っても良い。
フィニッシャーは当然の如く《曇り鏡のメロク》。
《風を裂くもの》は総合的なパフォーマンスで明らかに《曇り鏡のメロク》よりも劣っている為、メインには採用していていない。
サイドボードの《風を裂くもの》は《頭蓋の摘出》に対する耐性の意味が強く、《頭蓋の摘出》を使う大抵のデッキに対しては、ドラゴン・レジェンドよりも此方の方が有効な場合が多い事が理由である。
関連して、一つ珍しいのが、メインに1枚だけ採用した《撤廃》である。
これは一種の保険で、1ターン目、《島》を見ての《真髄の針》→指定《曇り鏡のメロク》による完封を防ぐ為のものである。
2/4の飛行では少々心許ない。
ところで、サイドボードの《黒の防御円》は何故《赤の防御円》でないのか、理由が分かるだろうか。
といっても、然程難しい理屈ではない。
不変の宿命として、早い段階からの、手札破壊を交えたビートダウンは、このタイプのデッキにとって一つの弱点と言える。
そういった戦略を組むデッキの代表格は白黒、そして赤黒のアグロである。
その二者に同時に対応出来るチョイスを行ったものであり、またもう一つの理由として、ステロイドには元々有利に戦える為だ。
最後に3枚のバウンスランドとサイドボードの《雲の群れ》について解説しておこう。
これらは関連を持っているのだ。
《雲の群れ》は、その性能上パーミッションに対して使用するスペルであるが、
自分のターンにマナを縛るという点では逆に不適切と言える。
それでも尚採用されているのは、バウンスランドによって着実にマナを伸ばし、僅かでもマナの数に差を付ける事を前提とするものである。
詰まるところ、生み出せるマナが相手よりも2マナ多ければ、実質2マナで予見しているものと同じようなものと言えるという事。
また手札の上限が定められている都合上、終盤ならば、ある程度自分のターンにマナを使用するリスクは緩和される。
非常にじっくりと構える事が出来る構成だからこそ、可能になったサイドボーディングと言えるだろう。
蛇足だが、その場合サイドアウトするスペルは一目瞭然だろう。
土地を過剰と言える程に並べる為には、一つ余計なスペルが入っている。
デッキ名の由来:
Fluorite(フローライト(螢石))は青紫から白へ、美しいグラデーションを奏でる宝石である。