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賢者の聖域
投稿者:
あやめ
投稿日時:
2006年02月02日 12:26
作者:あやめ
お忙しい中、ご閲覧くださりありがとうございます。電波コンボ好きな私は、今回
《嵐の目》
を主体にしたコントロールを作りました。慣れるまで動かし方の難しいデッキだと思いますが、基本的な動きの解説をさせて頂きます。
レシピを見れば一目瞭然ですが、このデッキはマナソースと
《嵐の目》
以外のほとんどのカードがインスタントで構成されています。
《嵐の目》
は、その能力において呪文を吸収すればするほど絶大な効果を発揮しますので、プレイ後はなるべく相手に呪文のコピーを使わせず、こちらだけアドバンテージを取り続けるのが理想的な動きとなります。以下はこれを前提にお話します。
――序盤――
《最後の喘ぎ》
《化膿》
などをはじめとした生物除去呪文で盤上をコントロールします。
《マナ漏出》
《差し戻し》
もあればここで惜しみなく活用してください。もし
《ディミーアの水路》
や
《ゴルガリの腐敗農場》
、
《木霊の手の内》
などのマナサポートも引いていればなるべくプレイしておきましょう。後の展開が楽になります。
――中盤――
対戦相手のデッキによりますが、序盤を凌ぎきればいよいよ
《けちな贈り物》
の出番です。このデッキは
《けちな贈り物》
のプレイから複雑になります。使用目的はおおよその場合、以下の四つです。
?マナベースの拡張
《嵐の目》
はプレイコストが7マナと激重なため、ちまちまと基本地形を並べているだけでは、6枚で止まってしまったよー、と泣きを見る羽目になってしまうかもしれません。
《けちな贈り物》
では
《木霊の手の内》
《ディミーアの印鑑》
《ディミーアの水路》
《ゴルガリの腐敗農場》
この辺りを選択しましょう。どのように選ばれても確実に3マナ以上伸びますね? 現在ある4マナと足してちょうど7マナになる計算です。
?
《嵐の目》
の入手。
何はともあれ
《嵐の目》
がなければはじまりません。
《けちな贈り物》
では
《嵐の目》
《回収》
《喚起》
《過去の罪》
の四つを選びます。これで確実に
《嵐の目》
を入手できます。
《過去の罪》
については後述します。このデッキのフィニッシュ手段です。
?手札破壊、安全確認。
コントロールデッキを相手にする際は、カウンター呪文やエンチャント破壊呪文、それから軽マナのインスタント呪文に注意しなくてはなりません。前者二種は
《嵐の目》
の破壊を、後者のインスタントは
《嵐の目》
を利用することに役立ちます。是非手札から叩き落しておきましょう。選択肢は
《悪夢の虚空》
《迫害》
《マナ漏出》
《差し戻し》
《回収》
《喚起》
などから検討します。
相手がカウンターを搭載していなければ
《迫害》
一撃で危険なカードを丸ごと破壊できます。
《回収》
や
《喚起》
を使用する意味があるといえるでしょう。カウンターであれば
《悪夢の虚空》
を回します。
《差し戻し》
《マナ漏出》
が呪文の後押しをしてくれます。
《嵐の目》
さえ通してしまえばこっちのものです。
?生物除去の追加。
ビートダウン系のデッキが相手の場合は、比較的プレイしやすいといえます。何しろ相手のデッキには
《嵐の目》
を活用できる呪文がほとんど入っていないわけですから、目の前の生物たちの行進さえ止められれば、ゲームには大部分勝利したといえます。
《化膿》
《闇への追放》
《忌まわしい笑い》
《最後の喘ぎ》
《残酷な布告》
これらを上手に使いましょう。場を平らにすれば
《嵐の目》
で勝利です。
――終盤――
さあ、いよいよ反撃の機会がやってきました。安全確認バッチリ。危険な生物もいない。悠々と
《嵐の目》
をプレイしましょう。あとはひたすらインスタントを唱えまくるだけです。繰り返しコピーされる
《時間の把握》
や
《深遠の覗き見》
が手札を膨らませ、途端に逆転不可能なアドバンテージを約束してくれるでしょう。時折対戦相手がトップデッキでインスタントをプレイしてくることがありますが、問題ありません。ここで
《嵐の目》
環境下によってさらに強化される
《マナ漏出》
《差し戻し》
《時間停止》
のカウンター軍団が役に立つのです。
たった一枚のインスタントに対し、こちらが繰り返し呪文を唱えることによって
《マナ漏出》
は何倍もの威力を発揮し、対戦相手のマナを奪います。たちまちすべての呪文を対象に3マナの支払いを要求し、スタック上の危険呪文を消してしまえるでしょう。
《差し戻し》
は凶悪なカードです。
《嵐の目》
環境下ではインスタント呪文とソーサリー呪文に対してはキャントリップつきの確定カウンターにレベルアップします。プレイされたくないスタック上の呪文は次々に消していきましょう。対戦相手がコピーしてきた
《差し戻し》
もこちらの
《差し戻し》
で打ち消せます。少々のインスタント程度ではこちらの呪文の束にはかないません。
《時間停止》
は最後の手段です。デッキの特性上、スタックの上には膨大な量の呪文が積み重なります。互いに呪文を奪い合い、インスタントをプレイし続ければ20ないし30もの呪文がスタック上を飛び交います。そこでプレイされるリセットカード。
《時間停止》
です。このカードはスタック上のすべての呪文を一気に吹き飛ばします。これが
《嵐の目》
で取り除かれていれば、最後に呪文をプレイしたもののひとり勝ちです。ややこしいスタック解決なんて何のその。ひとり呪文をプレイしてターンを終了させてしまいましょう。その後は対戦相手のアップキープにインスタントをプレイしてやり、永続的にドローを奪い続けることもできます。
《けちな贈り物》
に余裕があれば引っ張っておきたいカードです。
――勝利手段――
対戦相手の手札は枯れ、こちらはアドバンテージ。そろそろゲームに勝利したくなってきた頃、活躍するのが
《地底街の手中》
です。序盤から中盤にかけて引いてきた際は変成して
《けちな贈り物》
か
《迫害》
などに変えておきましょう。基本的には後半まで必要のないカードです。
《地底街の手中》
は
《嵐の目》
で取り除いて使います。対戦相手のパーマネントを手札に戻し、3点のライフルーズ。このライフルーズが重要です。手札には山ほどのインスタント呪文があるのですから、21点のライフルーズ、つまり7回呪文を唱え続けることぐらいわけありません。対戦相手の土地を戻し続けましょう。勝利はもう目の前です。
そんな
《地底街の手中》
ですが、もし変成や手札破壊などで墓地に落ちてしまったら? デッキに一枚しか投入されていないので代わりが効きません。そのときは、どうすればいいのでしょうか。心配ありません。そのための
《過去の罪》
です。実はここまで触れなかった
《過去の罪》
は、このデッキにおいて最も重要なコンボパーツだったりするのです。
《過去の罪》
は
《嵐の目》
環境下でプレイすれば、墓地にある呪文をすべて無料でプレイできるという凶悪なカードに変わります。墓地の呪文Aを対象に
《過去の罪》
プレイ→呪文Aがプレイされ、
《嵐の目》
によって取り除かれる→また
《過去の罪》
がコピーされる→次は呪文Bを対象に→エンドレス、とこのようになります。つまり
《地底街の手中》
が墓地にあれば真っ先にそれを対象にプレイし、その後墓地にあるインスタントをあるだけプレイしまくれば、あっという間に対戦相手のライフは0になります。もし
《地底街の手中》
がなければ
《けちな贈り物》
を拾ってきて引っ張ってきましょう。
《けちな贈り物》
に誘発されて、すぐさま
《地底街の手中》
が使えます。一度はまれば抜け出せない。そこは賢者だけに許された聖域なのですから。
――弱点――
このような
《嵐の目》
デッキですが、実は未だに対応策の練りきれていない最大の天敵がいます。
《頭蓋の摘出》
です。デッキを見破られれば、対戦相手は勇んで
《嵐の目》
を禁止しようと目論むでしょう。そうなれば、終わりです。実質の勝ち筋はなくなります。回避できる手段は
《マナ漏出》
と
《悪夢の虚空》
と
《迫害》
のみ。かなり分が悪い対戦といえるでしょう。
この点に関しては現在研究中です。何かいい案が浮かべばメインボード、またはサイドボードに搭載しようかと思います。なおサイドボードは現在未定です。対戦を重ね、よりよい改築を考えます。
――以上「賢者の聖域」のデッキ解説は終了です。長文にお付き合いくださりお疲れ様でした☆
※デッキは開発中のものであり、メインボード、サイドボードを含めたデッキレシピは今後変更される可能性があります。
コンボコントロール
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デッキリスト
デッキ構成分析
価格分析
類似デッキ
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価格分析は行わない設定になっています。
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管理者連絡先
(実行時間:17.193 ミリ秒)
お忙しい中、ご閲覧くださりありがとうございます。電波コンボ好きな私は、今回《嵐の目》を主体にしたコントロールを作りました。慣れるまで動かし方の難しいデッキだと思いますが、基本的な動きの解説をさせて頂きます。
レシピを見れば一目瞭然ですが、このデッキはマナソースと《嵐の目》以外のほとんどのカードがインスタントで構成されています。《嵐の目》は、その能力において呪文を吸収すればするほど絶大な効果を発揮しますので、プレイ後はなるべく相手に呪文のコピーを使わせず、こちらだけアドバンテージを取り続けるのが理想的な動きとなります。以下はこれを前提にお話します。
――序盤――
《最後の喘ぎ》《化膿》などをはじめとした生物除去呪文で盤上をコントロールします。《マナ漏出》《差し戻し》もあればここで惜しみなく活用してください。もし《ディミーアの水路》や《ゴルガリの腐敗農場》、《木霊の手の内》などのマナサポートも引いていればなるべくプレイしておきましょう。後の展開が楽になります。
――中盤――
対戦相手のデッキによりますが、序盤を凌ぎきればいよいよ《けちな贈り物》の出番です。このデッキは《けちな贈り物》のプレイから複雑になります。使用目的はおおよその場合、以下の四つです。
?マナベースの拡張
《嵐の目》はプレイコストが7マナと激重なため、ちまちまと基本地形を並べているだけでは、6枚で止まってしまったよー、と泣きを見る羽目になってしまうかもしれません。《けちな贈り物》では《木霊の手の内》《ディミーアの印鑑》《ディミーアの水路》《ゴルガリの腐敗農場》この辺りを選択しましょう。どのように選ばれても確実に3マナ以上伸びますね? 現在ある4マナと足してちょうど7マナになる計算です。
?《嵐の目》の入手。
何はともあれ《嵐の目》がなければはじまりません。《けちな贈り物》では《嵐の目》《回収》《喚起》《過去の罪》の四つを選びます。これで確実に《嵐の目》を入手できます。《過去の罪》については後述します。このデッキのフィニッシュ手段です。
?手札破壊、安全確認。
コントロールデッキを相手にする際は、カウンター呪文やエンチャント破壊呪文、それから軽マナのインスタント呪文に注意しなくてはなりません。前者二種は《嵐の目》の破壊を、後者のインスタントは《嵐の目》を利用することに役立ちます。是非手札から叩き落しておきましょう。選択肢は《悪夢の虚空》《迫害》《マナ漏出》《差し戻し》《回収》《喚起》などから検討します。
相手がカウンターを搭載していなければ《迫害》一撃で危険なカードを丸ごと破壊できます。《回収》や《喚起》を使用する意味があるといえるでしょう。カウンターであれば《悪夢の虚空》を回します。《差し戻し》《マナ漏出》が呪文の後押しをしてくれます。《嵐の目》さえ通してしまえばこっちのものです。
?生物除去の追加。
ビートダウン系のデッキが相手の場合は、比較的プレイしやすいといえます。何しろ相手のデッキには《嵐の目》を活用できる呪文がほとんど入っていないわけですから、目の前の生物たちの行進さえ止められれば、ゲームには大部分勝利したといえます。《化膿》《闇への追放》《忌まわしい笑い》《最後の喘ぎ》《残酷な布告》これらを上手に使いましょう。場を平らにすれば《嵐の目》で勝利です。
――終盤――
さあ、いよいよ反撃の機会がやってきました。安全確認バッチリ。危険な生物もいない。悠々と《嵐の目》をプレイしましょう。あとはひたすらインスタントを唱えまくるだけです。繰り返しコピーされる《時間の把握》や《深遠の覗き見》が手札を膨らませ、途端に逆転不可能なアドバンテージを約束してくれるでしょう。時折対戦相手がトップデッキでインスタントをプレイしてくることがありますが、問題ありません。ここで《嵐の目》環境下によってさらに強化される《マナ漏出》《差し戻し》《時間停止》のカウンター軍団が役に立つのです。
たった一枚のインスタントに対し、こちらが繰り返し呪文を唱えることによって《マナ漏出》は何倍もの威力を発揮し、対戦相手のマナを奪います。たちまちすべての呪文を対象に3マナの支払いを要求し、スタック上の危険呪文を消してしまえるでしょう。
《差し戻し》は凶悪なカードです。《嵐の目》環境下ではインスタント呪文とソーサリー呪文に対してはキャントリップつきの確定カウンターにレベルアップします。プレイされたくないスタック上の呪文は次々に消していきましょう。対戦相手がコピーしてきた《差し戻し》もこちらの《差し戻し》で打ち消せます。少々のインスタント程度ではこちらの呪文の束にはかないません。
《時間停止》は最後の手段です。デッキの特性上、スタックの上には膨大な量の呪文が積み重なります。互いに呪文を奪い合い、インスタントをプレイし続ければ20ないし30もの呪文がスタック上を飛び交います。そこでプレイされるリセットカード。《時間停止》です。このカードはスタック上のすべての呪文を一気に吹き飛ばします。これが《嵐の目》で取り除かれていれば、最後に呪文をプレイしたもののひとり勝ちです。ややこしいスタック解決なんて何のその。ひとり呪文をプレイしてターンを終了させてしまいましょう。その後は対戦相手のアップキープにインスタントをプレイしてやり、永続的にドローを奪い続けることもできます。《けちな贈り物》に余裕があれば引っ張っておきたいカードです。
――勝利手段――
対戦相手の手札は枯れ、こちらはアドバンテージ。そろそろゲームに勝利したくなってきた頃、活躍するのが《地底街の手中》です。序盤から中盤にかけて引いてきた際は変成して《けちな贈り物》か《迫害》などに変えておきましょう。基本的には後半まで必要のないカードです。
《地底街の手中》は《嵐の目》で取り除いて使います。対戦相手のパーマネントを手札に戻し、3点のライフルーズ。このライフルーズが重要です。手札には山ほどのインスタント呪文があるのですから、21点のライフルーズ、つまり7回呪文を唱え続けることぐらいわけありません。対戦相手の土地を戻し続けましょう。勝利はもう目の前です。
そんな《地底街の手中》ですが、もし変成や手札破壊などで墓地に落ちてしまったら? デッキに一枚しか投入されていないので代わりが効きません。そのときは、どうすればいいのでしょうか。心配ありません。そのための《過去の罪》です。実はここまで触れなかった《過去の罪》は、このデッキにおいて最も重要なコンボパーツだったりするのです。
《過去の罪》は《嵐の目》環境下でプレイすれば、墓地にある呪文をすべて無料でプレイできるという凶悪なカードに変わります。墓地の呪文Aを対象に《過去の罪》プレイ→呪文Aがプレイされ、《嵐の目》によって取り除かれる→また《過去の罪》がコピーされる→次は呪文Bを対象に→エンドレス、とこのようになります。つまり《地底街の手中》が墓地にあれば真っ先にそれを対象にプレイし、その後墓地にあるインスタントをあるだけプレイしまくれば、あっという間に対戦相手のライフは0になります。もし《地底街の手中》がなければ《けちな贈り物》を拾ってきて引っ張ってきましょう。《けちな贈り物》に誘発されて、すぐさま《地底街の手中》が使えます。一度はまれば抜け出せない。そこは賢者だけに許された聖域なのですから。
――弱点――
このような《嵐の目》デッキですが、実は未だに対応策の練りきれていない最大の天敵がいます。《頭蓋の摘出》です。デッキを見破られれば、対戦相手は勇んで《嵐の目》を禁止しようと目論むでしょう。そうなれば、終わりです。実質の勝ち筋はなくなります。回避できる手段は《マナ漏出》と《悪夢の虚空》と《迫害》のみ。かなり分が悪い対戦といえるでしょう。
この点に関しては現在研究中です。何かいい案が浮かべばメインボード、またはサイドボードに搭載しようかと思います。なおサイドボードは現在未定です。対戦を重ね、よりよい改築を考えます。
――以上「賢者の聖域」のデッキ解説は終了です。長文にお付き合いくださりお疲れ様でした☆
※デッキは開発中のものであり、メインボード、サイドボードを含めたデッキレシピは今後変更される可能性があります。