ヴィンテージ(2005,11):Rainbow Beat-The struggle for existence-

作者：geni
概要：
5色のビートダウン。
《適者生存》によるシルバーバレットが可能なタイプにした。


解説：
様々なギミックが詰め込まれ、多様な動きが可能。
《適者生存》と《ゴブリンの太守スクイー》から持ってくるクリーチャーは大きく分けて3種である。

1つ目はビートダウンクリーチャーで、基本的にはこれらのファッティによって勝利する。
《変異種》、《賛美されし天使》、《明けの星、陽星》等がこれに当たる。

2つ目はアドバンテージの会得を目指したクリーチャーで、積極的に動けない状況でも、確実に局面を傾ける事が出来る。
《永遠の証人》、《影魔道士の浸透者》、《起源》、そして《ゴブリンの太守スクイー》自身がこれに当たる。

3つ目はコントロール能力を持ったクリーチャーである。
クリーチャーには《火炎舌のカヴー》、
アーティファクト、エンチャントには《ヴィリジアンの盲信者》、
墓地利用には《萎縮した卑劣漢》が適用される。

因みに、《永遠の証人》のみ2体存在する事には訳があり、その事によって、《繰り返す悪夢》と3マナのみで墓地からカードを持って来るという、簡単なコンボが成立する。
クリーチャーを使い回すのが基本だが、《Ancestral Recall》や《精神錯乱》を持って来ればそれだけで強烈なアドバンテージになるし、また5マナあれば毎ターン《Time Walk》を使い回し、事実上無限にターンを会得する事が出来る。

さて、このレシピのサイドボードを見て欲しい。
いかにも場違いなカードが存在しているのが分かるだろう。
この空飛ぶカバは、明らかにこの環境ではパワー不足であり、そもそも、このクリーチャーに出来る事は《変異種》が全てやってくれる。

実は、好みによってレシピに載せただけであり、実際にそのスロットには、ヴィンテージ環境で非常に有用な働きをするクリーチャーが採用されている。
但しそれが大変意外性のあるカードであり、恐らく未だ発見されていないものなので、ここに公開しない。
是非カードリストの中から自身の力で見つけ出して欲しい。


デッキ名の由来：
副題の『The struggle for existence』は『生存競争』の意。
デュエルにおける戦いと、キーカードである《適者生存》を掛けたものである。

虹は様々な表情を持ち、はっとする程鮮やかで、時に大胆である。