ヴィンテージ(2005/11):Example Sligh
投稿者:nobody 投稿日時:2006年04月05日 09:09
メインボード
ヴィンテージ(2005/11):Example Sligh | Burn | |||
---|---|---|---|---|
ボール・ライトニング/Ball Lightning | 3 | (-3) | ボール・ライトニング/Ball Lightning | |
ブラック・ロータス/Black Lotus | 1 | (-1) | ブラック・ロータス/Black Lotus | |
血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire | 3 | (+1) | 4 | 血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire |
稲妻の連鎖/Chain Lightning | 4 | 4 | 稲妻の連鎖/Chain Lightning | |
プラズマの連鎖/Chain of Plasma | (+2) | 2 | プラズマの連鎖/Chain of Plasma | |
呪われた巻物/Cursed Scroll | 4 | (-1) | 3 | 呪われた巻物/Cursed Scroll |
火炎破/Fireblast | 3 | 3 | 火炎破/Fireblast | |
血の手の炎/Flames of the Blood Hand | (+3) | 3 | 血の手の炎/Flames of the Blood Hand | |
渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer | 4 | 4 | 渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer | |
火葬/Incinerate | 4 | 4 | 火葬/Incinerate | |
ジャッカルの仔/Jackal Pup | 4 | (-4) | ジャッカルの仔/Jackal Pup | |
溶岩の撃ち込み/Lava Spike | (+4) | 4 | 溶岩の撃ち込み/Lava Spike | |
稲妻/Lightning Bolt | 4 | 4 | 稲妻/Lightning Bolt | |
マグマの噴流/Magma Jet | 4 | (-4) | マグマの噴流/Magma Jet | |
ミシュラの工廠/Mishra's Factory | (+4) | 4 | ミシュラの工廠/Mishra's Factory | |
モグの狂信者/Mogg Fanatic | 4 | 4 | モグの狂信者/Mogg Fanatic | |
山/Mountain | 8 | (+1) | 9 | 山/Mountain |
Mox Ruby | 1 | (-1) | Mox Ruby | |
露天鉱床/Strip Mine | 1 | (-1) | 露天鉱床/Strip Mine | |
いかづち/Thunderbolt | (+4) | 4 | いかづち/Thunderbolt | |
不毛の大地/Wasteland | 4 | (-4) | 不毛の大地/Wasteland | |
樹木茂る山麓/Wooded Foothills | 4 | 4 | 樹木茂る山麓/Wooded Foothills |
サイドボード
ヴィンテージ(2005/11):Example Sligh | Burn | |||
---|---|---|---|---|
真髄の針/Pithing Needle | 3 | (-3) | 真髄の針/Pithing Needle | |
紅蓮地獄/Pyroclasm | 4 | (-4) | 紅蓮地獄/Pyroclasm | |
紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar | 4 | (-4) | 紅蓮光電の柱/Pyrostatic Pillar | |
赤霊破/Red Elemental Blast | 4 | (-4) | 赤霊破/Red Elemental Blast |
閲覧数:3,857
概要:
赤単の火力デッキ。
序盤からアグレッシブに、本体に火力を打ち込んで行き、
早い段階で相手のライフを0にする事を目指したデッキのオリジナル版。
解説:
『マナ・カーブ』の概念を生み出した事で有名なデッキである。
その動きは単純なようだが、ある程度の経験と勘を必要とする。
さて、何よりも解説すべきはそのサイドボードである。
全て、追加の火力となるスペルか、火力の妨害を防ぐスペルばかりを採用している(《紅蓮地獄》も、それによってクリーチャーを焼く分の火力を本体に回せるわけである)。
その意味が分かるだろうか?
詰まる所、墓地利用やアーティファクトデッキに対しては、
メインボードからの全てのダメージソースがその対策となっているのだ。
《トーモッドの墓所》や《荒残》は特定の相手にしか役に立たない『狭い』スペルである。
相手の方が先に焼けてしまうなら、それらは全く必要ないと言える。
これこそが赤単デッキの有効なサイドボードの考え方であり、
ある程度のレベルの環境で戦うならば、絶対に必要な条件であるのだ。
また、これは初心者のデッキに多いが、
『息切れ』を怖がるあまりに《ミシュラの工廠》を入れて色の事故を増やしたり、
《怒鳴りつけ》のようなドローカードを入れてしまう、という間違いがある。
このデッキはそれを模範する点でも良く出来ており、
そもそも赤単のデッキはカードを使い切ったあたりで相手のライフが0になるのが理想であり、
それを体現できる能力があれば、『息切れ』は怖くない筈なのだ。
まして、ダメージにならないカードをそのために入れるのは赤単デッキとしては既に論外で、
その全ての答えが、《マグマの噴流》なのである。
このデッキにおいては、無駄に土地を引くターンを出来るだけ回避する事が、
そのまま、ほぼアドバンテージであり、『勝利』への加速となる。
相手を焼きながらそれを実現できるこのカードは、正にうってつけと言えるのだ。
デッキ名の由来:
Exampleは『模範』や『手本』の意。
自画自賛的なネーミングだが、このデッキには赤単を組む上での基本や、有効な考え方が詰まっており、
是非参考にして欲しいものであるからだ。